今ADEO Nairobi Officeから投稿しています。
昨日、ボスと一緒にDadaabからNairobiに飛行機で帰ってきました。
なんだか今まで一緒に働いてきた仲間や
その他友人たちと別れるのがとても辛かった。
2ヵ月も共同生活して、集中的に仕事してたのだ。
Nairobiに帰ってくるまでの間、
ボスと話をしていたので、フライトの間郷愁に浸ることは免れたが
本当に温かい人たちだった。
DadaabとNairobiのギャップすら激しくて
なんかもうただの腑抜けみたいになってます。
日本帰りたくないー。
いやNairobiは居心地悪いから帰るなら早く帰りたい。
さっきマサイマーケット行って来てバーゲンしてきたのだが
多少失敗した気がする。予算をオーバー。汗
自分のために買ったのもあるけど
それを加味してももうちょっと粘るべきだった。
、というようなこすいことがDadaabでは全くなく、
その場でお金を出せなくてもツケにできるし
お店の人ともお互い知り合いだし、
すれ違う誰もと挨拶できる関係だし。
ここで一つ反省があります。
研修が終わってしまった今、ブログをもっと書いとけばよかったと。
いろいろ制限はあるのですがそれでももっと書いておけばよかったと。
現地にいる間の視点からしか書けないこともあると思うので。
もう研修は終わるわけだから
過去を振り返って投稿しても意味ないし。
今更何を後悔しているのやら。笑
ちなみにですが、日記は
220ページ
140,000文字
書きました。本ですね。絶対出版できないけど。笑
研修を終わって、昨日から今日にかけていろいろ感じたこと、経験したことを
文字化して整理しました。
いろーーんな面で成長したと自負しています。
何が一番大きかったかというと、
自分の今いる地点、これからの方向性がはっきりしたこと。
はっきりすることと、決まることは同義ではないのですが、
間違いなく確信を持って言えることがあります。
国際協力、人道支援という分野で働くことが
自分にとってどれだけ幸せなことなのかわかった。
人の不幸の上に自分の幸せを乗せるという意味では不謹慎だが、
幸せを追求する最低限の生活が送れない人々を支援することが
自分のQOL(Quality Of Life)を高めることにつながる。
僕はそういう人間なのだ。
世の中の全ての人が自分のQOLを追求できる、という世界が僕の目指すべき世界なので、
QOL追求のための必要最低限の生活を送れる人全員が、
必要最低限の生活を送れない人たちを支援しなければいけないとは思わない。
人はそれぞれのQOLを追求すればいい。
自分は自分。
そういう生活を余儀なくされる人を支援することが僕のQOL向上につながるのだ。
僕がそういう人間でよかったと心から思います。
研修を通してBeneficiary(受益者。Dadaabでよく使う言葉です)に
本当に有意義なことができたかはわかりません。
ボスと話をしているとあながち無駄ではなかったかもしれないとも思います。
仕事の成果という意味では後悔ばかりです。
が、自分の将来への投資という意味ではすごく、とてもいい経験になりました。
人々と別れる際にものすごく意識した言葉があります。
Good-bye.
日本語で言うなら「さようなら」。
どちらも基本的にもう会えない人に告げる言葉だそうです。
See you againと言いたい。
ではでは。また。